2020.09.23
東急東横店・JR玉川改札の解体前夜に感謝のアートプロジェクトを主催
2020年9月23日より、東急株式会社と共同で、86年の歴史を閉幕させる東急東横店・JR玉川改札に感謝を込めたペインティングイベントを行うアートプロジェクト「#391045428 (#サンキュートーヨコシブヤ)」を主催し、3日間お披露目することをお知らせします。
同時に、東急東横店・JR玉川改札への感謝と思い出を伝えるSNS投稿キャンペーン企画「#391045428 (#サンキュートーヨコシブヤ)」を開催いたします。また、2020年9月24日夜には、ペインティングイベントの様子をまとめた動画をオンライン上にて公開いたします。なお、イベント終了後、本建物は10月より解体工事がスタートいたします。
・イベント動画公開URL(9/24夜公開予定):
https://bakeru.co.jp/391045428/
アートプロジェクト開催の背景
1934年に開業された東急百貨店の前身となる東横百貨店が今年、86年の歴史を閉幕させました。伴い、10月から旧東急百貨店の西・南館が渋谷駅周辺の再開発のために解体されます。そこで、解体前最後の機会と本スペースを有効活用し、東急東横店への今までの想いや感謝のメッセージを込めた寄せ書きを、アートプロジェクトとしてお祭りのように集める運びとなりました。
企画の舞台となるのは、東急東横店の1Fと2Fでシャッターが降り、駅通路となっている部分です。これらおよそ30箇所に、一夜で描いた感謝の寄せ書きやアート作品を3日間限定で展開いたします。
アートプロジェクトの概要:「日本最大規模のリーガル・グラフィティ」
本イベントには渋谷に熱い想いを抱く若手のアーティスト有志たちが参加し、東急東横店へ「最後のさよならアートメッセージ」を日本最大規模のリーガル・グラフィティとして自由に描きました。その中でも、1F〜2Fの階段は「街」や「生命」をテーマに美術家の青山健一さんが担当いただき、2Fは主にシブヤ近郊で活動するグラフィティ・アーティストらに担当いただきました。今回、制作したペインティング及びグラフィティは本日、9月23日より3日間限定でご覧いただけます。また、アート制作の様子は2020年9月24日夜にオンライン上にて、メイキング動画として公開いたします。メイキング動画の映像監督は数々の受賞歴を持つ山本英氏が担当します。ご期待ください。
開催期間:2020年9月23日(水)〜9月25日(金)まで
※取材等お問い合わせは(株)BAKERUまでご連絡ください
info@bakeru.co.jp
美術家・青山健一氏のプロフィール
東京都出身、石川県金沢市在住。1995年、画家として活動をはじめる。ギャラリー、廃ビル、ライブハウス、劇場、屋外など様々な空間で作品を発表。絵画を軸にした表現手法は、即興パフォーマンス、イラストレーション、アニメーション、映像、舞台美術など多岐にわたる。97年よりフリージャズ・オーケストラ「渋さ知らズ」に美術、映像メンバーとして参加。そのほか、BEAMS T、geewhizなどアパレルへのイラスト提供、書籍装画、絵本、オリジナルアニメーションや近藤良平やスズキ拓朗らパフォーマーの舞台美術、映像など様々な活動を展開している。
Webサイト| https://aoken.info
映像監督・山本英(あきら)プロフィール
1991年、広島生まれ。東京造形大学で映画を学ぶ。大学卒業後、映像制作会社で働く傍ら広島に住む祖父を撮影した『回転(サイクリング)』がぴあフィルムフェスティバルに入選し、香港で上映される。その後、東京藝術大学大学院映像研究科監督領域に進学し、映画監督の諏訪敦彦、黒沢清に師事する。ポレポレ東中野でも上映された修了制作『小さな声で囁いて』は、マルセイユ国際映画祭に正式出品された。
https://akira-yamamoto.com/
SNS投稿キャンペーン企画「#391045428 (サンキュートーヨコシブヤ)」
今回のアートプロジェクトの開催に合わせて、東急東横店・JR玉川改札への感謝の気持ちや思い出を、「#391045428」または「#サンキュートーヨコシブヤ」のハッシュタグでSNSに投稿いただくキャンペーンも開催いたします。86年の歴史を閉幕させる東急東横店・JR玉川改札への思いをぜひ共有してみてください。なお、Twitterでの投稿の際にはハッシュタグルールの関係上「#渋391045428」または「#サンキュートーヨコシブヤ」をご利用ください。
ペインティングの様子
BAKERU代表取締役CEO・小林肇からのメッセージ
今回、東急株式会社と共に、86年の歴史を閉幕させる東急東横店・JR玉川改札に感謝を込めたアートプロジェクト「#391045428 (#サンキュートーヨコシブヤ)」を主催させていただくことができ、大変光栄に思っております。ご協力いただいたアーティストの皆さんも急なご相談に応えていただき、誠にありがとうございます。
私自身、経営者人生はこの渋谷での店づくりからスタートいたしました。玉川改札を出て、東急東横店を抜けて、何度となく、自分の店に通った日々がつい昨日のことのようです。今年、コロナ禍の影響もあり、東急東横店・JR玉川改札がひっそりとその歴史に幕を閉じ、解体が始まるというお話を聞き、これまでの感謝を何かカタチにできないかと今回のアートプロジェクトの開催を急遽ご相談させていただきました。
BAKERUは、「場の仕掛け✕クリエイティブの掛け算で未来の価値を創出する」という思いを掲げて2020年1月から再スタートした会社であり、これからもその場が持つコミュニティやストーリー性を大事にしながら、私たちの思いに共感いただけるすべての個人、企業と一緒に場づくり街づくりに取り組んでいきたいと考えております。