2023.05.31

ノビシロハウスが第11回アジア太平洋高齢者ケアイノベーションアワード2023にて先進事例として「Trailblazer of the Year」を受賞!

 場を仕掛ける社会実験推進カンパニー株式会社BAKERU(本社:東京都渋谷区、代表取締役:小林肇)およびその子会社である株式会社ノビシロ(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役:鮎川沙代)は、ノビシロ社取締役でもあり併設するノビシロクリニック院長である渡部寛史氏が2023年5月25日にシンガポールにて開催された「Ageing Asia 2023 World Ageing Festival」の第11回アジア太平洋高齢者ケアイノベーションアワード2023における新しい領域の開拓者として「Global Ageing Trailblazer of the Year」を受賞したことをお知らせします。

左:ノビシロ取締役の渡部氏、右:ノビシロ代表取締役の鮎川氏左:ノビシロ取締役の渡部氏、右:ノビシロ代表取締役の鮎川氏

  • World Ageing Festivalとは

アジア太平洋の介護業界を促進するシンガポールの社会的企業・Ageing Asia主催のフェスティバルです。世界最大の国際エイジングウィークInternational Ageing Weekの中で例年開催されています。

2023年は「命と長寿を祝う」をテーマに、健康、自立、目標に対する考え方の変化を求める新世代の高齢者の課題を考えるコンテンツなどを通し、グローバルな知識交換、業界を超えたコラボレーションやセクターのパートナーシップの促進し、新しいプロジェクトやイノベーションの展開と加速を目指し実施されました。

ノビシロはこの度、本フェスティバル内で開催された第11回アジア太平洋高齢者ケアイノベーションアワード2023における新しい領域の開拓者として「Global Ageing Trailblazer of the Year」を受賞しました。

  • 高齢者も含む多世代コミュニティ住宅事業「ノビシロハウス」について

 ノビシロハウスは、「高齢になるとお金があっても家が借りられない」という社会課題を解決するべく、株式会社ノビシロが「最後まで暮らせる賃貸住宅」を提供することで、人と人、人と地域をつなげ、最後まで安心して暮らせる街のインフラとなることを目指した高齢者も含む多世代コミュニティ住宅事業です。

 現在、ノビシロは神奈川県藤沢市に第一号事例となる訪問診療クリニックやコミュニティカフェなどが併設された「ノビシロハウス亀井野」を企画・運営しております。大きな特徴としては、高齢者に加えて若者が安価な家賃で入居できる代わりに高齢者の見守り役を担う、ソーシャルワーカー入居制度をとっており、月1回の入居者お茶会など多世代コミュニティとして運営しています。

 今後は、BAKERUグループ全体でのシナジーを活かしつつ、現状の一棟単位でのフルモデルユニット開発や見守りIoT開発を強化していくと共に、個室単位でのサブリース事業にも着手し、誰もが、住む場所や暮らし方を選べ、誰もが何歳でも「伸び伸び」と暮らせる世界を目指してまいります。

ノビシロハウス亀井野ノビシロハウス亀井野

社名:株式会社ノビシロ
代表:代表取締役 鮎川沙代
取締役:渡部寛史、増渕大輔、加藤哲哉、榎和志、加藤忠相
設立:2019年
本社所在地 :神奈川県藤沢市亀井野4-12-107 おとなりさん2F
ノビシロハウス亀井野所在地:神奈川県藤沢市亀井野4-5-9

  • ノビシロ取締役兼ノビシロクリニック院長渡部寛史からのメッセージ

 今回、私達がノビシロハウスを通して取り組んできた年齢や性別、障害に関わらず楽しく暮らせる多世代コミュニティハウス事業がアジアにおける先進事例として認めていただき、このような賞をいただけたことを大変嬉しく思います。私は医師として働く中で感じた、既存の枠組みで支えることが難しい地域の問題にアプローチするための一つの方法としてこの事業に取り組んでおり、単なる高齢者向けの住宅サービスを作っているつもりはありませんでした。この取り組みはまだまだ社会実験として始まったばかりではありますが、日本はもちろん急速な高齢化へと進むアジア全体を取り巻く重要なテーマだと感じています。一人一人が何歳になっても伸び伸びと楽しく暮らせる場所を増やしていくため、これからもノビシロハウスのようなコミュニティのあり方がより世に広がっていくように努めてまいります。

・氏名:渡部寛史(わたなべ ひろし)
・生年月日:1990年10月9日
・略歴:
 2017年3月 医師免許取得
 2019年3月 初期臨床研修終了
 2022年6月 医療法人社団悠翔会 ノビシロクリニック藤沢 院長就任
 2023年5月 株式会社ノビシロ 取締役就任