XD MAGAZINE Vol.3

Year2021

カルチャーからビジネスまで、ジャンルを横断し“体験の価値”を考える『XD MAGAZINE』Vol.3

株式会社プレイドが新しく発行したビジネス・カルチャーマガジン「XD MAGAZINE」のVol.3が好評販売中です。

本誌は、近年注目を集めるキーワード「CX=顧客体験」への“気付き”をテーマに、
さまざまなビジネスの物語をお届けします。

3号目の特集テーマは「聞く」。
「聞く」というと、相手の発言や周りの音を拾う受動的な行為という印象が強いかもしれませんが、
意識のありようによっては、発話者の感情や意識によって左右されることもある、主体的な動作でもあります。
また、人の本能的な知覚の一つでもあります。
言葉やテキスト、写真といった視覚的情報が目まぐるしく流れる中で、
ある意味「丁寧」であり続ける「聞く」行為を通して、日々のコミュニケーションで大切な価値観を探っていきます。

特集1では、音楽家の小袋成彬さんを筆頭に、ミュージシャンの中村佳穂さんや冥丁さん、
アーティストのevalaさんなど多分野の研究者やプロジェクト、クリエイターなど尋ねて、
多角的に「聞く」ことを考えていきます。
特集2は、映画監督の濱口竜介さんなど、より特異な視点で「聞く」ことを実践している方々へのインタビューを紹介します。

本誌は書店やプレイドのオンラインストア、Amazonで購入可能です。

(目次)

特集1:「聞く」をひらく
巻頭インタビュー/波を整える|小袋成彬
SCENE1/日常音の研究
 耳はいつでも開いている|山﨑広子
 聴覚を知り、暮らしを助ける|伊福部達
 聴覚だけにフォーカスするから辿り着く、“新しい知覚”を求めて|evala
SCENE2/音と創作・コンテンツ
 聴覚を知り、暮らしを助ける|Dialogue in the Dark
 音声は人に「行動」を促す|Screenless Media Lab.
 近さと遠さ|中村佳穂
 印象を再発見する|冥丁
 音楽をめぐる体験の今|山本敦
 「 ライブ」はどうして楽しいのか? 心の哲学から考える。|源河亨
SCENE3/音や声の拾い方
 聞き耳をたてる|能町みね子
 聞香|畑正高
 声や音のひろいかた|遠藤奈美
 他者の音を聴け|森川すいめい

特集2:“私”の聞き方
 話を聞くこと、記憶を残すこと。|橋本倫史
 聞きながらつくる|今野千恵
コラム1:ポケモン名分析から迫る言語起源の謎|川原繁人
 「いる」をまずは感じること。|森栄喜
 〝わからなさ〟を共有し、分け合っていく|濱口竜介
コラム2:「聞く」ことの変遷|毛利嘉孝

Series
日常って何だろう
 ⽇常と創作の関係|UMMMI.
 今日もおやつにしよう|川村明子
 ランチの決断力、モンゴルと日本|島村一平
Fashion Story:CHAOS THEORY|SUMIRE
街を撮る 第2回|新津保建秀
Mixed Feelings 
 |印度カリー子、田中佑典、ゆっきゅん、谷口菜津子、Vanessa
「映画」はある日、突然に。|金子由里奈 × 大橋裕之
「専門誌」に聞いてみた。 
 vol.02 月刊『なごみ』
 vol.03 「週刊読書人」
対談連載「拾ってみる」|森岡督行 
 第2回 歩くこと、拾うこと、つむぐこと。|ゲスト:遠藤薫
COMICS|だからボク、今日はもう、何もしない。|西島大介

Credits

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    株式会社プレイド

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    Editing:鶴本浩平、大澤景、花見堂直恵、草彅洋平(BAKERU)
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